感謝をこめて

もう見てくれる方もいないとは思いながら、
ずっと中途半端に放置していることが気になっていたので
自分自身に一区切りつけるため、最後のご挨拶に来ました。

もともと誰かが読んでくれるとは思いもせず、
ただただ誰にも言えないことを吐き出す場所として
ここで日記をはじめたのが2000年の12月８日でした。

すぐに声をかけてくれる方々がいて
驚きとともに、やさしい言葉の数々になんだか安心し、
「書いてしまったからには頑張らねば…」
なんて自分を追い込むための決意表明の場にもなっていた気がします。

そしてその年の12月29日、12年前の今日、彼と出会い
あっという間に付き合うことになり
どうしたらいいか分からず、おろおろめそめそするばかりの私に
たくさんの方が親身になって、あたたかな言葉をかけてくれました。

あの頃は、まさかその彼と結婚し、今こうして暮らしていることなど
これっぽっちも思っていなかったのにと、本当に不思議に思います。

この場所がなければ、声をかけてくれる方たちがいなかったら
私ひとりでは、きっとこの幸せはなかった。
だからここは私にとっては本当に大切な場所で、
だからずっと残しておこうと思っていました。

あたたかな言葉をかけてもらったにも拘らず
不用意に投げ返してしまったかもしれない自分自身の言葉の責任も含めて。

だけど、大切なものだからこそ残してはおけないと
どうしてだか急に不安になり、過去の日記はすべて消してしまいました。

サイトの機能上、１日ずつしか削除できなくて2時間近く掛かったけれど
せめてアカウントだけでも残しておきたくて。

いつも声をかけてくれた方、時々のぞきに来てくれた方
たまたまうっかりこの日記だけ見てしまった方も
本当に本当に　ありがとうございました。

そして　すべての方々の幸せを祈って

直接届けられなくても…